-不育症-
妊娠するが流産や子宮内胎児死亡を反復し、正児を得られないものをいいます。
特に流産を反復する習慣性流産は長い間有効な治療法がなく、いわゆる難病でありました。妊娠したにもかかわらず、元気な赤ちゃんを抱くことができない苦痛は妊娠しない苦痛と同じぐらいつらいものです。
習慣性流産連続して3回以上流産を繰り返すこと!反復性流産率は約10%程度で、その殆どが胎児の染色体異常などの胎児側要因によるものであり、偶発的なもので自然淘汰の意味合いもあるのかもしれません。
しかし、既往流産回数が3回を超えると、次回妊娠率は明らかに減少し、何らかの流産因子を有するハイリスク妊娠と考えられます。
原因
(1) 細胞遺伝学的異常 ; 夫婦の染色体異常
治療 → 反復妊娠で生児を授かるしかないが正常児を授かる確率は1/6程度
(2) 解剖学的異常 ; 子宮奇形 etc.
治療 → 手術(開腹〜腹腔鏡)
(3) 内分泌学的異常 ; 甲状腺機能低下症・高プロラクチン血症・黄体機能不全
治療 → 薬物治療(甲状腺ホルモン、ドーパミン作動薬、クロミフェン)
(4) 代謝異常 ; 糖尿病
治療 → 薬物治療(糖尿病治療薬)
(5) 感染症 ; クラミジア・マイコプラズマ・ウレアプラズマ・嫌気性菌
治療 → 抗生物質(ペアで治療するのが大原則)
(6) 自己免疫疾患 ; 抗リン脂質抗体症候群・SLE・RA・抗核抗体陽性・皮膚筋炎
治療 → プレドニゾロン・アスピリン(小児用バファリン)、ヘパリン、紫苓湯
(7) 同種免疫異常 ; イムノトロピズム不全(妊娠維持の破綻)・母体免疫異常
治療 → 白血球輸血法・夫リンパ球皮内免疫療法
(8) 本態性血小板増加症・・・胎盤内の微小血管の血栓形成
治療 → (6)に準ずる
(9)原因不明 ; 初期>中期
治療 → 夫リンパ球皮内免疫療法 成功率 75%〜85%
*それぞれの検査・治療の詳細については院長より説明があります。
ご不明な点がございましたら、何度でもご質問ください。
なお、大部分の不育症関連の諸検査は保険適用外になっておりますので、ご了承ください。
不育症治療感想文6年以上と前の事ですが、初めての妊娠でとても喜んでいたのも束の間、3か月で流産してしまいました。
流産という診断をされる1週間前には、確かに赤ちゃんがピクンと動くのも見れたのに、心拍も見えたはずなのに・・・。なぜ??という気持ちばかりで、すぐには受け入れる事ができなかったのですが、その後の先生の説明、丁寧に詳しくお話をして頂き、検査→治療を夫婦共に納得でき、2〜3か月かけて治療が済みました。
それからすぐに待望の妊娠。無事に出産。感動しました。
本当に、先生には感謝の気持ちで一杯です。流産をした時に、「今度は必ず赤ちゃんを抱っこしましょう!」と力強く言って下さった先生に支えられ、本当に、検査→治療をして良かったと思っております。
もし、別の病院に行ったりしていたら、このちゃんとある原因もわからず、流産を繰り返していたかもしれないのです。治療をこちらで出来たお陰で、2人目も元気に生まれ、今、3人目の誕生を家族皆で待っています。
現在、全国でも流産を繰り返し悲しい思いをされている方々には、本当に紹介したい産婦人科です。
本当にありがとうございました。
(S.A様 31歳)
結婚して1年目に妊娠し9週目で流産しました。それから4ヶ月後には2度目の妊娠、8週で流産。当時通っていた病院から不育症ではないかと言われ自宅から通える不育症の治療を行っている病院をネットで調べました。当時は2度流産して落ち込んでいたので電話対応の良かった当院に通うことを決めました。
初めて先生にお会いし不育症の説明をされた時、親切で分かりやすくそして子供を持てる希望がわきました。主人も同じ意見でした。
先生の言われた通り治療を重ね4ヶ月後には妊娠し心拍を確認でき、とても感動しました。その後も漢方を飲み続け無事出産致しました。子供も元気で普通分娩で産みました。漢方(紫苓湯)を飲む様になってから以前冷え性で悩んでいたのですがそれも改善されました。薬の説明も充分されたので安心して飲み続けることができました。
先生の対応、看護士さんの対応、受付の方の応対全てが良かったと思っています。
(A.M様 29歳)